額面の月給とボーナスを入力すると、社会保険料・所得税・住民税を差し引いた手取り額の目安を計算します。夜勤手当込みの月給でもそのまま使えます。
本ツールの結果は、公開されている税・社会保険の一般的な計算方法にもとづく概算です。実際の金額は勤務先の規定、扶養状況、自治体、加入している健康保険組合などにより変わります。正確な金額は給与明細・勤務先にご確認ください。
手取り額の計算方法
額面(総支給額)から引かれるものは大きく分けて2つ、社会保険料と税金です。
1. 社会保険料(額面の約15%)
- 健康保険料:約5%(協会けんぽ・労使折半後。組合により異なる)
- 厚生年金保険料:9.15%(労使折半後)
- 雇用保険料:約0.55%
2. 税金(額面の5〜10%程度)
- 所得税:課税所得に応じて5〜20%の累進課税(給与所得控除・基礎控除を差し引いた後の金額に課税)
- 住民税:課税所得の約10%(前年所得ベースで翌年6月から天引き)
本ツールでは、独身・扶養なし・協会けんぽ加入を想定してこれらを概算しています。
看護師の給与の特徴
看護師の給与は基本給+夜勤手当+各種手当の構成が一般的で、夜勤手当が月収の1〜2割を占めることも珍しくありません。夜勤手当も課税・社会保険の対象になるため、「夜勤を月2回増やしたのに思ったより手取りが増えない」と感じるのはこのためです。また、基本給が低く手当で稼ぐ構造の職場は、ボーナスや退職金(基本給ベースで計算されることが多い)が伸びにくい点にも注意が必要です。
使い方
- 給与明細の「総支給額」(額面)を入力します。夜勤手当や残業代を含んだ金額でOKです。
- ボーナスがあれば年間合計(額面)を入力します。
- 月々の手取り目安、年間の手取り目安、控除の内訳が表示されます。
よくある質問
Q. 額面と手取りの差はだいたいどれくらいですか?
一般的に手取りは額面の75〜80%程度です。差額の内訳は、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)が約15%、所得税・住民税が5〜10%です。額面30万円なら手取りは23〜24万円前後が目安になります。
Q. 夜勤手当も税金や社会保険料の対象になりますか?
なります。夜勤手当・残業代・住宅手当などの各種手当は基本給と合算されて課税対象・社会保険料の算定対象になります(通勤手当は一定額まで非課税)。そのため夜勤を増やしても、増えた額がまるごと手取りに乗るわけではありません。
Q. 新卒1年目は手取りが多いと聞きました。なぜですか?
住民税が「前年の所得」に対して課かるためです。新卒1年目は前年に所得がないため住民税がほぼ発生せず、2年目の6月から住民税の天引きが始まって手取りが5,000〜15,000円ほど減るのが一般的です。「2年目の壁」と呼ばれます。
Q. このツールの計算はどこまで正確ですか?
独身・扶養なし・協会けんぽ加入を想定した概算です。扶養家族がいる場合、iDeCoや生命保険料控除がある場合、健康保険組合の料率が異なる場合は実際の手取りと差が出ます。あくまで目安としてお使いください。